借金が返せないとどうなる?放置するリスクと解決方法をわかりやすく解説
借金が返せないとどうなる?放置するリスクと解決方法をわかりやすく解説
借金の返済が苦しくなり、
・借金が返せないとどうなるのか
・このまま放置したらどうなるのか
・取り立てや差押えがあるのか
と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
借金の返済が難しくなった場合でも、すぐにすべての財産が取られるわけではありません。しかし、長期間返済をしないままでいると、さまざまな問題が発生する可能性があります。
借金問題は、早めに対応することで解決できる可能性があります。
この記事では、借金が返せないとどうなるのか、放置した場合の流れやリスク、そして解決方法についてわかりやすく解説します。
借金が返せないとどうなる?一般的な流れ
借金を返済できなくなった場合、すぐに差押えなどが行われるわけではありません。
通常は次のような流れになります。
1.支払いの遅れ
2.督促の連絡
3.遅延損害金の発生
4.一括請求
5.裁判
6.財産や給与の差押え
それぞれの段階について詳しく見ていきましょう。
支払いが遅れると督促が始まる
返済日を過ぎると、貸金業者から督促の連絡が来ることがあります。
督促の方法には次のようなものがあります。
・電話による連絡
・郵送による請求書
・SMSなどの通知
この段階では、支払いの確認や返済のお願いが行われることが一般的です。
もし支払いが難しい場合は、早めに貸金業者へ相談することも一つの方法です。
遅延損害金が発生する
返済が遅れると、通常の利息とは別に「遅延損害金」が発生します。
遅延損害金とは、返済が遅れた場合のペナルティのようなものです。
遅延損害金の利率は契約によって異なりますが、年20%程度になることもあります。
そのため、返済が遅れる期間が長くなるほど、借金の総額は増えていく可能性があります。
長期間返済しないと一括請求されることもある
返済が長期間滞ると、貸金業者から「期限の利益の喪失」として一括請求をされることがあります。
期限の利益とは、分割で返済できる権利のことです。
これを失うと、残っている借金を一度に支払うよう求められる可能性があります。
裁判を起こされる可能性がある
借金の返済が長期間行われない場合、貸金業者が裁判を起こすことがあります。
裁判になると、裁判所から次のような書類が届くことがあります。
・支払督促
・訴状
・裁判所からの通知
これらの書類を放置してしまうと、貸金業者の主張が認められる形で判決が出る可能性があります。
財産や給与が差押えられる可能性がある
裁判で貸金業者の請求が認められると、強制執行が行われる可能性があります。
強制執行とは、借金の返済のために財産を差押える手続きです。
差押えの対象になる可能性があるものには次のようなものがあります。
・給与
・銀行口座
・不動産
・車
特に給与差押えが行われる場合、勤務先にも通知が送られるため、会社に借金問題が知られる可能性があります。
借金を放置するリスク
借金を返せない状態を放置すると、次のようなリスクがあります。
借金が増え続ける
遅延損害金や利息が加わることで、借金の総額が増える可能性があります。
その結果、さらに返済が難しくなることもあります。
信用情報に登録される
返済の遅れが続くと、信用情報機関に事故情報が登録されることがあります。
これにより、
・クレジットカードの作成
・ローンの利用
・分割払い
などが難しくなる可能性があります。
差押えの可能性がある
裁判で判決が出た後も返済が行われない場合、給与や銀行口座が差押えられる可能性があります。
差押えは会社や銀行を通じて行われるため、周囲に知られてしまうこともあります。
借金が返せないときの解決方法
借金の返済が難しい場合でも、解決方法がないわけではありません。
状況によっては債務整理という方法があります。
債務整理とは
債務整理とは、借金の返済条件を見直したり、借金を減額したりする手続きです。
主な方法には次の3つがあります。
任意整理
貸金業者と交渉し、将来利息をカットするなどして返済負担を減らす方法です。
裁判所を利用しないため、比較的手続きが簡単と言われています。
個人再生
裁判所の手続きによって借金を大幅に減額し、分割返済する方法です。
住宅ローンがある場合でも、自宅を残せる可能性があります。
自己破産
裁判所の手続きによって借金の支払い義務を免除してもらう制度です。
返済が困難な場合に利用されることがあります。
借金問題は早めに相談することが大切
借金問題は、誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方も多い問題です。
しかし、借金が返せない状態を放置すると、状況が悪化する可能性があります。
早めに専門家へ相談することで、
・返済負担を減らす
・差押えを防ぐ
・生活を立て直す
といった解決につながることもあります。
借金問題で悩んでいる場合は、一人で抱え込まず、まずは相談してみることが大切です。

